MY結婚観

3月も残すところあと10日です。ぞっ。毎日カウントダウンしよう。あっという間だわ。

ただいま4月公演の準備中でして、かつてないほどアレな状況です。
1月公演もなかなかにアレでしたけど。こうして毎回アレ度を上げていってるわけです。

さて、今回の公演の準備をしていますと、テーマの性質上、自然と恋とか結婚とかのことを考える機会が多くなるのですが、そうするとつくづく自分の結婚願望の無さを思い知るのです。
例えば、
「付き合ってる彼と結婚の話が発展しないので、新しい人を探すべきかどうか迷ってる」
という女性の悩みを聞いたとします。
まずは、
「え?」
と思い、そのあと出てくるのは
「彼を好きな気持ちと結婚をしたい気持ちのどちらが大きいか考えてみて」
という言葉なのですが、しかしながら当然その人はとっても結婚をしたいから悩んでいるわけで。
私にはその葛藤がわからないのです。ちっとも。
ううむ。

私の両親は仲良し夫婦だと思います。まあ、子供の知らないあれやこれやはあるかもしれませんが、見てる限りでは仲良しで、若い時と変わらないであろう仲良さそうな名前でお互いを呼び合って、現在子供が3人、孫が5人という、ステキな人生を送っている夫婦です。
なので別に、家庭が複雑だったため自分も・・・みたいなパターンな訳ではなく。

更に、私の周囲のお友達夫婦の皆さんも、まあ、他人の知らないあれやこれやはあるかもしれませんが、見てるこっちまで幸せになるようなステキな家庭を築いているように思えます。子供がいてもいなくても、ああ、家族って素晴らしい、と思わせてくれるエピソードを披露してくれます。そしてそういう話を聞くのが私は大好きです。

けど、己が結婚したいと思う願望は皆無と言っても過言では無いのですよねえ。

そう思うことも無いことはないですが、結婚しようかなと思う時はたいてい何かに行き詰っている時です。現実逃避というか、なんか変わったことしてみることで現状打破できないかなという、その程度です。
あと、付き合いはじめの彼に、「後でコンビニ行ったついでに入籍でもすっか」とか言えちゃうような軽さ。
たぶんホントにそのノリで入籍しても何ら構わない、というくらいの軽さです。結婚というものの扱いがそのくらいどうでもいい。
「結婚なんて絶対にしたくないわ!」
といった強い主義主張があるほうが良かったなあと思います。それくらい重く捉えられたらいいなと思うのですが、どうにも軽い。

というか子供つくるつもりも無いのに結婚する必要ってあんの?と思いますが、税金だの何だのの関係で、子供がどうとかは関係無しに結婚したほうが得、という説も聞いたことがあります。でもそれも興味ないんだよなあ。
あまり現実が見えてないっていうのもあるのかもなあ。

好きでたまらない相手と一緒にいて、ウキウキドキドキした日々を送るっていうだけで充分だと思うんですよねえ。うふっ。ロマンチスト。

そもそも付き合ってる男のことを人に知られたくないという気質なのも結婚願望の無さに関係してるかもしんないな。できるだけ密かに付き合いたいんだ、私は。秘め事にしたいんだ。その方が楽しいんだ。
相手の家族と会ったり仲良くなりたいとは思うけど、私までその家族の一員になる必要も無かろう、とかね。

血のつながりや戸籍のつながりがあろうとなかろうと、人の心は結びつくじゃん?っていうのはあるな。

でも、人の結婚はめでたいと思うし、心より嬉しいと思うんだ!
人が美味しいもの食べた話聞くのも大好き!

という、結婚についてあまりに適当な自分の感じ方を再認識してる今日この頃なのです。

ああ・・・読み返してみたら、やっぱり子孫繁栄の本能が欠如してるのが大きいかもしれないな。

好きな男のDNAを残したいっていうのは無きにしもあらずだけど、産むのは私じゃなくても構わないじゃないか。なんて思う。

まあ、こんな自分のこういう考え方を自覚するにつけ、ますます結婚願望は無くなっていくのです。