これだけは言いたい!

知り合いから芝居やライブの告知をいただくことがよくあります。
私はスケジュール帳を持たないため(予定はカレンダーに書き込むか、メモして持ち歩く)あまり先のことだと忘れてしまったりします。
なので、返事を催促してくれたり何度もお誘いメールを送ったりしてくれるのが有り難かったりします。
割とみんなマメに連絡をくれるのです。来週末にも、4月に共演した女優さんが出演する芝居を観に行きます。お誘いありがとう!

・・・が、

ひとつの芝居に何人か知り合いが出てるのに、1人からしか連絡が来ないって時がたまにあります(ちなみに来週末の芝居はまさにこのパターンだけど、これから書く内容は、そちらに向けて書いてる話では無いのだ。関係者の方々、万が一この日記読んでも気にしないでください)。

おそらく出演者同士で話し合って、「○○さんは誰が呼ぶ」といった取り決めが為されてるのでしょうが、私はそれ、すごく気に食わないのです。

誰のチケットで行くかくらい、こっちに選ばせて欲しい!のです。
だってお金と時間を割いて行くんだからさ、この人を観たいなあって役者から買いたいですよ。
劇場に足を運ぶ=チケットを買うっていうのは、「この役者を観たい」とか「この人の脚本が好き」とか「主宰に惚れ込んでて」とか、そういった気持ちをあらわすものであって誰かに強制されるものじゃないと思うんだよなあ。
演者はそういう客側の気持ち(というかファン心理?)をわかっておくべきだと思う。
万が一何らかの事情から内部で取り決めが為されていたとしても、告知はみんなそれぞれくれればいいじゃないって思う。
まあ単に私が嫌われてて告知をもらえない、っていう可能性も無きにしもあらずなんだけど。てへっ。

そうは言ってても、単純に一番早く告知くれた人にチケットをお願いすることも多々あります。劇団そのものと付き合いがある時は主宰にお願いするとかね。時と場合によるのですね。

誤解の無きように書いておくとすると、大抵の場合役者っていうのは、自分の呼んだお客様である無しに関わらず、客席に座ってくれた全てのお客様への感謝の気持ちが平等にあるということは事実です。それはきっと売れっ子さんでもそうでなくても同じことで。

ただ売れない役者同士がお互いを客として呼ぶ場合なんかだと、ノルマがどうのこうの・・・とか合理性が・・・ということが頭をよぎる人もいるのかなあ、という話です。だから取り決めが為されるんじゃないかなあと。
そういうことを考える癖がついちゃうと、良くないんじゃないかなあと。
例え同業同士であっても、その人に観て欲しいという気持ち有りきで告知し合うべきじゃないかなあと。

どうなんだろう。何人もの出演者からどばっと案内が来ると
「うっとうしい!誰か1人が代表して寄越せ!」
と怒る人もいるのでしょうか?

なるほど、相手が何を望んでいるかを推し量るのも大事なことなのだなあ。