触らないでください

部分的に潔癖症であります。

自分が心を許していない男性に、自分や自分のものを触られるのが嫌です。

心を許していないっていうか、お友達とか知り合い、もっと言うと顔見知りくらいになってれば全然平気です。ただ見知らぬ男性とは例えば電車の中で背中同士が触れ合うのすら嫌だったりします。
はい、わかっております、理不尽です。女性専用車両を使用することもせず混雑する電車に乗ってる私が、そんな文句をつけられよう筈も無いのです。
でも!後頭部に後ろの男性の息がずーっとかかってたり、至近距離で咳やくしゃみをされたりすると、ホントに気が滅入ります。

そもそも満員電車の中にも関わらず周りに一切気遣うことなく振舞っているその無神経さが許せないんだよ!ここはお前の部屋か!お前なんぞ公共の場に出てくる資格なぞ無いわ!
なんて思ったり。

関係ないけどずうっと洟をすすり続けてるのを聞いてると発狂しそうになります。知り合いなら間違いなくティッシュを渡すのですが、さすがに電車の中だとそうもいかない。そういう人に限って何か音楽聴いて外部の音をシャットアウトしてるのも腹が立ちます。ガムを延々と音を立てて噛んでいる人もしかり。
自分がもし無意識にそういったことをやっていたら遠慮無く指摘して欲しいです。恥ずかしい!

話を戻しまして。
食べ物や飲み物を買う時でも、見知った顔の店員さんじゃないと、それらを触って欲しくありません。

本屋さんはもっと神経を使います。自分の部屋に持ち帰って何度も手にとって触れるものですので、店員さんへの審査が厳しくなります。文庫にカバーなんて絶対つけて欲しくない。なるべく触れることが少なくなるように、袋にすら入れずそのまま手渡して欲しいと思ったり。
まじまじ店員さんの手元を見てるといろいろ考えてしまいますます嫌になってくるので、レジでは店員さんから目を逸らしたりしています。

そう、触っているところを見ていなければ結構平気なんです。
こういうところがエセ潔癖症

ちなみに女性だったら、見知らぬ乗客だろうと見知らぬ店員さんだろうと大体平気です。

あと、男女問わず好きな人には積極的にじゃんじゃん触っていきたいところです。
と書いてみたけれど、もしかしたら好意の有無に関わらず人に触られるのが嫌い!って人もいるかもしれないな、とふと思ったり。

「触らないでください」って相手に思われないよう、相手の気持ちを感じ取る努力と最低限の気遣いをもたねばならないのだなあ。