あぁルナティックシアター

「あぁルナティックシアター」さんは、私が東京に出て間もない頃に、所属していた「オフィス★怪人社」と交流のあった劇団です。

座長の橋沢さんは頭が良くて面白くて才能の塊みたいな人で、当時、THE・引っ込み思案だった私にとっては尊敬のあまり少し怖い存在でした。なんか自分の薄っぺらいどうでもいい発言なんか相手にしてもらえないんじゃないかという恐怖心から、なんなら一生喋りたくないみたいな気分になってました(←本末転倒じゃねえか)。
看板役者の佐々木さんは、とにかく何をしててもカッコ良くて存在感があって面白くて、私の人生で出会ったカッコいい人ランキングのトップ3に常にいるような人でした。

あぁルナティックシアターは、めちゃめちゃで突き抜けてて、その奥に橋沢さんの頭の良さが横たわってるような、すっごい面白い作品を創る劇団でした。
コントも一本物のお芝居も、笑えて笑えて面白かったなあ。
すごーく人柄の良い劇団員さんばっかりだった印象です。憧れというか、自分の不甲斐なさを思い知らされるというか、そういう存在でした。

そんなルナティックの橋沢さんと佐々木さんに、今日なんと偶然にも遭遇してしまいました!!稽古場で!!

稽古を終えて帰ろうとしたら、入り口付近でちょっと歳のいったえらいハンサムな男性が目に入りまして。その瞬間、咄嗟に「佐々木さん!」と声をかけてしまいました。
いやー、相変わらずのハンサムっぷりと、人当たりのすこぶる良い話し口調。うひゃー!うひゃー!です。
で、外に出たら(予想はしていましたが)橋沢さんも発見!なんか動転してしまって、自分のとこの役者さん達にろくに挨拶もせず、「お疲れ」とかぞんざいに言い放って橋沢さんに話しかけてしまいました。しかも橋沢さん、誰かとお話中だったのにいきなり割って入って。

今数えてみたらどうやら12〜13年ぶりの再会(?)だったようですが、すぐ思い出してもらえて良かったです。
橋沢さんにも佐々木さんにも「怪人社のチエです!!」と必死になって自己紹介してしまいました。

その後もちょっと興奮しすぎだろって様相で話し、慌ただしくお疲れ様でしたを言い放ち帰ってきてしまいました。

4月に公演があるそうです。観に行こうっと♪

しかし、佐々木さんてばうっとりするくらいステキに歳とってたなあ。
橋沢さんてばびっくりするくらい変わってなかったなあ・・・。むしろ今、私より若く見えるかもしれません。お肌もつるつる。
お二人は・・・いくつくらいなんだろうなあ。