2011年のはじまり

運に恵まれ、努力精進する気力が尽きず、愛する人々が幸せで己も健やか、そんな一年が過ごせますように。

晦日パペットマペットのライブに行った。可愛いの一言に尽きるのだが、冷静に観ると間の取り方の上手さや芝居の上手さに感心する。
うしくんとかえるくんに魂が入っているぶん、ぞんざいに扱われている時の人形っぽいサマが余計に面白い。好きだなあ。
前日はやっくんと快児さんがいたらしい。この日は竹内くんほか、ごちゃごちゃ懐かしメンバーが。
飲みに行きたいのを我慢して帰宅。家賃を払ってパンツを洗ってトイレを掃除する。
いつも大晦日は仕事に追われるダメ人間。
毎年思うのだが、紅白歌合戦は舞台の転換スピード(映ってないけど)やバックダンサーを観るのが面白い。今年は水森かおりさんの後ろに惚れ惚れ。

元日は午後から夜中までテレ朝チャンネルの「科捜研の女」を観つつ針仕事したりぼやぼや過ごす。
沢口靖子さんは美しいし、ドラマとしても面白い(科学系謎解きもの好き)が、なんつーか演出が肌に合わない。ドラマ久しぶりに観たけど…うーん。
ドラマといえば今までの最高面白ドラマはやっぱり「ちりとてちん」だなあ。
小草若や四草はじめ、キャラクター達がみんな生きてて好き。松重豊さんはじめ、役者さん達の芝居が上手くて気持ちいい。若手とベテラン、どの人もそれぞれに味があり技があり心がありホントに良い。和久井映見さんと貫地谷しほりちゃんの親子芝居が最高。音楽も演出も好きだし、何より脚本がめちゃめちゃ良い。笑って泣けて、テンポが良くて引き込まれる。リアルさと有り得なさのバランスが抜群。
…公演と世界フィギュアが終わったら全部観返そう。

本日は張り切って着物を着て近所の神社に初詣で。初っていうか下手したら一年に一回しか行かないかもしれないが。
古着のポップな着物を柄+柄+柄で着ると気分が昂揚する。
しかし好き好んで着ておきながらなんだが、動きにくいし、裾だの脇だの気にしなけりゃならないし、そもそも走ったりハイタッチしたり大股開きで座ったりできないしストレスが溜まる。着物を着た時は、「常に着物を着て生活してるご婦人の如く、自然と身についた美しい立ち居振る舞い」ってなやつを演出したいのだ。
そのくせ頭ん中では
「女は奥に引っ込んで外に出るなと言う、中国のテンソクや欧米のコルセットに並ぶ、しょせん封建的男根社会の忌まわしき名残であるところの装い」
なんて呪いの言葉を吐いているのだ。

そんな正月を過ごしている。