スタッフさん その1

発条ロールシアターは、照明の評判がすこぶる良いです。
アンケートに「照明が良かった」とだけ書いてくださるお客様もいるほどに(内容も頑張れ!!)

プランは、私が昔いた劇団でずっと照明をやってくださってた廣瀬浩司さんという方です。何故プランだけかというと、活動拠点が関西な上に忙しく、本番期間すべて拘束、というのが難しいからなのですね〜。
なのでオペレーションは別の方をご紹介いただいてます。

廣瀬さんのつくる明かりは大変面白いのです。
想像力が豊かというか、観ている方の想像力も刺激されるというか、美しくてかっこよくて楽しいのです。

あと、私がおそらくセオリー無視であろう注文をつけてるようなのですが(客席に明かりがはみ出してしまったり、劇場の壁に明かりがはみ出してしまったり、なんかそういうのいろいろ)、
「じゃ、そうしましょうか」
と対応してくれるのが有り難いです。私がやりたいと思うことを第一に優先してくれるというか。
それがプロの仕事というやつなのかもしれませんが、でも下手したら照明さんにとって不名誉な評価をなされてしまうかもしれないですからねえ。本当に助かるのです。

あと、色のチョイスが素晴らしいです。
ブルー暗転のブルーがいつ観てもどれをとっても美しいので、つい無意味にブルーの場面を入れたくなったりもします。
ブルー暗転と一言で言っても、状況にあわせて選ぶその色には、照明さんのセンスと腕のほどがぎゅっと詰まっているとか。
すいません、うろ覚えですが確かそんなことを聞いたことが…。

次回公演お越しくださるお客様、ぜひ照明にもご注目ください!

あ、ちなみにセオリー無視は、単に奇をてらって、とか、無意味に、とかいう「わざと」では無く、「やりたい事を優先させようと思った結果そうなってしまう」だけです。

もちろんプランの段階では、新鮮でありながら基本も押さえたスペシャルな明かりを考えてきてくれます!

あ、どうでもいいですが、人柄もステキなんです。優しくて適度にいい加減で無茶苦茶なとこもありつつキッチリしてて。兄さんというか姉さんというか。

そういえば良いスタッフさんって人としても魅力的な人が多いですね。
あと、外見が男性的でも女性的でも、内面が中性的というか、無意味なセックスアピールを醸し出す人もいない気がします。
仕事なんだから本来それが当たり前なのですがね…。

発条ロールは今のとこ、毎回良いスタッフさん達に出会えています!