おしゃれしてるのが好き

某ネットオークションを見てたら色っぽくて可愛い長襦袢をたくさん見つけてうきうきしてしまった。着物の下に着るんだからほとんど見えないのに、何でこんなに凝ってるの!と。

でも洋服の下に着て普通なら見せない筈の下着だって綺麗で可愛いもんな(人に見せる為に選ぶ事もまあありますが)。
おしゃれで気持ちが浮き立つって、いいよなあ〜。

自分のぐっとくる物を身につけると自分のやる気がぐっと増す。化粧もそう。気に入ったメイク・髪型・服装もろもろの時とそうでない時とでは、気持ちの明るさや気力のみなぎりが全然違う。

3年ほど前に亡くなった祖母が、晩年は惚けてしまっていたのだけど、お気に入りの服とお気に入りのアクセサリーを身につけて、お化粧もちゃんとしてからでないとお出かけしてくれなかったそうだ。デイケア(デイサービスだったかも。リハビリの施設)に行くだけでもそうだったので、身の回りの世話をしていたウチの母や叔母達はその分だけ苦労したそうなのであまり軽はずみなことは言えないけれど、自分の気に入りの格好をさせてもらった時、祖母はきっと幸せな気分だったと思う。

電車の中で人を見るのが好きだ。
白髪のご婦人が、すごい上品にお化粧して、綺麗な色合いの服を着て、綺麗な靴を履いている姿に見とれてしまったことがある。

疲れた顔で座席に腰掛けている中年のご婦人のイヤリングが、洋服とぴったりマッチしているのに気付いて嬉しくなったことがある。

きっちりかっちり制服を着て参考書を広げている女子中学生が、さりげなく可愛い髪留めで髪をまとめているのを見て、でれでれしてしまったことがある。

それぞれ忙しい日々を送っている中で、
「試験中で気が滅入るからお気に入りの髪留めでいこう!」とか、
「よし!今日の服にはこのイヤリングがベストマッチ!」とか思ってるのかなあなんて想像するのが好き。

スポーツ選手がおしゃれしてるのを見るのも好き。
フィギュアスケート安藤美姫ちゃんが気になりだしたのは、スポーツ選手として高い能力を持っている彼女が、フツーの女子高生らしく髪型とか服装とか持ち物に気を配っているのを見た時からだった。なんて可愛いんだろう!と思った。
鈴木選手も私服姿のインタビューなんかを見ると実に綺麗にしてるんだよなあ〜。
競技中の美しさもさることながら、みんなオフリンクでもなんて美しいんだろうと、うっとりする。特にお姉さんスケーター達はおしゃれ。

ようし、私もジャージ姿で稽古場に行くのはやめようっと。