チラシ入稿

大幅に予定がずれこんで、ようやく入稿したのは締切から3時間くらい過ぎてからでした。原稿に問題が無ければ希望の発送日に間に合わせてくれるとのこと。何事もありませんように!

昨日は稽古初めという事で、自己紹介の後はストレッチから筋トレ、名前鬼(いろいろ培える鬼ごっこです)、エチュード、台本読み、終盤には制作さんが来てチケット取扱いについての説明有りと盛り沢山の内容でした。発声練習の時間を削ったのが心配でしたが、エチュードの段階でかなり声が出ていたので問題無しでした。

稽古後は初日らしく、よろしく飲み会。
何故かみんな異様に馴染み過ぎというか、まるでずっと一緒に稽古してきた仲間達のようなノリでした。
飲みながら「新鮮味無いなあ」とぼやいてしまったくらいですが、舞台に最も重要なもののうちのひとつである「一体感」は、しっかりと培えるんじゃないかなという予感のする、ステキなメンバーに恵まれたようです。

さて今回の女優陣は、皆タイプは違うものの一様に熱い闘志がみなぎっているといいますか、稽古場が弱肉強食の緊張感に包まれるような気すらします。
それでいて稽古以外では一転して柔らかい空気を醸し出しているといいますか、コミュニケーションの取り方が上手いのです。こちらの懐に自分の方から先に半歩ほど入りこんで来てくれるような接し方で、相手を安心させてくれます。

対して男性陣は、優しいというかのんびりというかぼんやりというか、縁側でひなたぼっこという風情の人間が多いのですが、一皮剥けばこれまた呆れるほどの芝居馬鹿が揃いました。

中でも鬱陶しいほど熱い男・岩井將行は、前回に引き続きの出演です。
ちょっと控え目な20代の後輩達や、悠々と前を歩く40代の兄貴達の真ん中で、前を向いたり後ろを向いたり、跳んだりはねたり叫んだりと、とにかく元気に周りを巻き込んで突っ走ってくれそうな30男です。彼の刺激で、男子達も弱肉強食の戦いに参加してくれることを期待しています。

昨日の飲み会での絶好調振りがあまりに印象的だったもので思わず名指しで紹介してしまった。
他の出演者に関しても順に紹介していきます。

22時に稽古が終わった後、何だかんだ日付が変わっても飲み続け、一部の人間は3時の閉店まで熱く語ってしまいました。
最後の方なんて居酒屋だって言うのに台本の読み合わせまで始めましたからね。盛り上がり過ぎです。

パワーある役者達にどれだけ血ヘドを吐かせることができるか、それが今回の私の課題の一つでもあります。