2007グランプリファイナル

男子フィギュアのスイスの選手、かっこいい!金メダルおめでとう!

それはさておき、高橋大輔選手はもうちょっと日本ぽい題材をやってるのを観てみたいなあ。スーパー歌舞伎とか。曲は六三四で。津軽三味線や沖縄民謡もいいな。この人のヒップホップは最高に面白いけど、ロミオ(とジュリエット)ってのはちょっとあまり伝わってくるものがない(私には)。まあ芝居じゃなくてスポーツだから良いんだろうけど。でも数多の曲の中からわざわざあらすじのある曲を選ぶからにはそこにストーリーを感じたいんだよなあ。「音楽」を演じるだけじゃなくて。
しかし、日本男子がフィギュアでメダルを取るなんて、しかも金スレスレなんて夢みたい。だってそもそも西洋人とは顔とスタイルでスタートから点差つけられてるようなもんで、永遠にメダルと無縁だと思ってたのに。本当にうれしい。高橋大輔選手は顔もくっきりしてるし、ちびっこだけど迫力もあるからなあ。ダンスも上手。ジャンプもカッコイイ。
そういえば、長野の金メダルはストイコ選手だっけか?あの時ばかりはルックス云々なんて吹っ飛ぶようなすさまじさを感じたっけ。そう、だから高橋選手も白鳥とかロミオみたいなのより熱気がばしゃばしゃほとばしるのをやってほしいなと思った訳だ。
とかいって過去に既にやってたりして。何せ不勉強で…。

女子はアジア系ばっかりだったなあ。
キム・ヨナ選手はこの世のものとは思えぬスタイルだ。顔も小さいし。エルフ族じゃなかろうかってくらい。演技中の表情も美しいこと!綺麗な顔で滑れるのは、素質なんだろうか、それとも練習でできるようになるものなんだろうか?口元とか特に、柔らかなのにキリッとしてて見とれてしまう。その上ジャンプもステップも素晴らしく、身のこなしの全てがうっとりするよな美しさ。
浅田真央選手に関しては、「こういう人がオリンピックで金メダルを取れる種類の人なのかな」と思わずにいられない。別に選ばれた素質ある人間だけが金メダルを取れるとは思わないけど、なんというか、もちろん地道な練習の繰り返しによる心技体の向上があってこその成績に違いないんだけど、例えば谷亮子選手の勝利や、イチロー選手の記録達成時に感じる「やっぱりやってくれた!やっぱり凄いや!」みたいなものを感じさせる選手だなあと。ムードがね。
しかし男子フリーの時の実況だか解説だかは、ド下品だった。最低。
荒川静香さんの、冷静ながらもフィギュア(とスケーター)への愛あふれる解説はよかったわ。