刹那的?

「蛮カラ」を読み直したのだが、刹那的と言えなくもないような。昔からそういう刹那的な傾向はあった。
「明日死ぬかもしれないんだから、後悔はしたくない」
と、欲望を我慢しない小学生だった。宿題があっても、
「明日も生きていたら明日やればいい」
と、その時読みたい本や観たいテレビを優先させていたのを思い出す。

今はその頃に比べたら堅実になっている。だから突然バンカラに生きようなんて思い立ったのだろうか。どういう生き方が正しいかとか、どう振舞うのが利口かとか、そんな煩わしい事を考えずに生きたい。
真面目に堅実に誠実に折り目正しく生きている人間を、私はとても尊敬している。お豆腐屋さんとか農家を営んでる人とかに、そんな尊敬できる生き方をしている人が多い。他にも、職業に関わらずそういう人たちはたくさんいるだろう。
でも、自分には無理だ。

ストレスだ。とにかくストレスがたまるんだ。もっと自分勝手に生きる、それが私には必要だ。それが私の正解だ。